横浜市は今日(19日)から、敬老パスのあり方検討の審議会を行います。党市議団は審議会に先立ち、林市長あてに申し入れを行いました。敬老パスあり方検討は、どれだけ値上げするかの議論ではなく私鉄を対象とするなど、拡充検討が重要です。
申し入れは、 敬老パスのあり方検討会の審議は、対象交通機関の拡大の検討や市民アンケートを実施し、高齢者の生活実態、市民意識を把握することなど要望、健康福祉局の田中博章局長ら4人が対応しました。
名古屋市では、敬老パスの交付効果の定量的分析調査が実施され、経済効果は使った予算の2.5倍、社会参加効果として外出率が3割アップするなどの効果が示されました。対象交通機関も名鉄や近鉄、JRへの拡大が検討されています。
現在、横浜市の敬老パスは、利用できる交通機関は市内全域のバス路線と市営地下鉄、シーサイドラインです。市営地下鉄のない旭区から、敬老パスで横浜都心部に出るには、時間をかけバス路線を乗り継がねばなりません。名古屋市のように、相鉄やJRも対象になったら高齢者は大助かりです。公平な市民サービスという点でも、今回のあり方検討で、改善してほしいと思います。
申し入れに力が入りました。