{表面}原発・石炭火力発電に依存しない横浜へ
再生可能エネルギーの積極活用を
8日の市会本会議で、日本共産党横浜市会議員団が議案提案権を行使して提出した「横浜市再生可能エネルギーの導入等の促進に関する条例」案について、大貫憲夫議員(青葉区)が趣旨説明しました。
豊かな横浜の環境を守り持続可能な都市を将来に引き継ごう
条例案は、地球温暖化対策における大都市としての役割を果たすため、再生可能エネルギーの導入等を促進し、原子力発電、火力発電によるエネルギーからの転換を進めるため、その主体となる市民、事業者そして、行政と議会の責務をあきらかにし、同時に、現在及び将来に向け、安全で豊かな持続可能な都市横浜を目指すものです。
大貫議員は、世界では、地球温暖化防止の具体的な目標を定めたパリ協定の実施ルールが採択されるなど歴史的転換点を迎えていると述べました。その上で、この条例制定によって、374万人169万世帯が暮らすエネルギーの大消費地である横浜において、再生可能エネルギーの導入に全力を尽くす決意を、日本及び全世界に宣言することの意義を強調し、豊かな横浜の環境を守り、持続可能な都市を将来に引き継ごうと訴えました。
条例案は、19日開催の本会議で賛成少数で否決されましたが、「持続可能な脱炭素社会の実現を宣言する」決議が全員一致で採択されました。
91人からパブリックコメント
91人の方から条例案へのパブリックコメントが寄せられました。うち4人は本件外の意見でした。市議団ホームページにて、提出されたご意見の概要とご意見に対する党市議団の考え方を掲載しました。
なぜ、民間のマンション建設に税金の投入を行うのか
8日に行われた議案関連質問では、みわ智恵美議員(港南区選出)が登壇。
市の養護老人ホームの廃止・定員削減計画の見直し、野庭中学校の廃校に伴う地域再生への影響、横浜駅きた西口鶴屋地区市街地再開発事業と東高島駅北地区開発事業への補助額の抜本見直しなどについて質問しました。。
みわ議員は、東高島駅北地区開発事業などの大型開発について、なぜ民間のマンション建設に税金を使って補助をしなければならないのか、市民の理解は到底得られないと述べ、このような開発事業への補助額を抜本的に見直しするよう求めました。
林市長は、執行にあたっては国の要綱等に基づき適正に実施をしていると答弁しました。(こんにちは2019年2月20日号 表)
{裏面}予算議会に向けて市政懇談会を開催
2月5日(火)、日本共産党横浜市議団は、2019年度予算議会に向けての市政懇談会を開きました。40人が参加しました。
市民要望が一歩前進!大型開発優先・大企業奉仕は変わらず
あらき由美子団長(南区選出)が、2019年度横浜市予算案の特徴を説明し、一般会計(1兆7,615億円)のうち、市民の運動と9人の党市議団の取り組みで前進した施策として、小児医療費助成(通院)の年齢拡大(小6→中3)、小規模事業者向け融資枠の拡大、平和事業関連予算1.5倍化、介護人材確保予算2.4倍化、敬老パスの継続、ミニバス等を運行する地域交通サポート事業の運行経費への直接補助の開始などを紹介。
一方で、「大企業奉仕、大型開発優先は相変わらず」だとして、福祉、子育て・教育、防災、生活道路の改善など市民の切実な要望に応えきえていない実態があると指摘し、予算審議を通じて、市民むけ施策を充実させるために、全力をあげる決意を語りました。
特養ホームにウォシュレット整備をなど、13人から発言
参加した市民からは次の声が寄せられました。
●「妻が特養ホームに入ったが、入浴が週2回の施設で、トイレはウォシュレットになっていない。せめて排泄は清潔にさせてあげたいのだが。テレビも大部屋で一台なので本人の希望のものは見れない。早めに施設に入れてもらえたのは良かったが、事業者に改善要望をしても難しい返事。市政の支援があればどんなにありがたいか」
●「敬老パスが継続されて良かったが、住宅にかかる費用で、年金がなくなってしまう。高齢者が安心して暮らせる施策を強化してほしい」
●「作業所の工賃が低すぎる。消費増税も障害者に重い。やめさせてほしい」
●「新しいマンションが次々と建てられているが、緑の破壊や将来のまちづくりの視点でどうなんだろうか」「みどり税をとられているが、緑が増えているようには思えない」
●「教育現場では、教員の病休、産休が重なると校長先生が担任担当するクラスもあると聞く。酷い場合は、担任不在になることも。子どもが犠牲にならないよう教員増を急いでほしい」「教員の多忙化問題は、教員増しないと解決しないのでは」
●「横浜駅西口の金持ちの外国人向け高層マンションに市民の税金を使って45億円も支援するなんておかしい」
●「ハマ弁の予算を拡大ではなく、中学校給食の実施を行ってほしい」「ある他会派の議員は、中学校給食実施にかかる費用の問題を指摘している。費用は問題にならないことをもっと知らせるべきでは」
●「保育の無償化の持続性に向け、市独自の取り組みが必要」
●「ある学童保育の現場では、アパートの小さな部屋に子ども達が沢山押し込められている現状がある。行政が支援強めてほしい」など。
上中白根地区、春季スポーツ大会 開会式
「昨日の雪の影響は?」と、開会式となる四季の森小学校グランドコンディションが気になりました。(主催:上中白根地区少年体育連盟)しかし、その心配は全く当たりませんでした。大勢の選手がスポーツ大会開会式勢揃い。激励に伺いました。 (2019年2月10日)