かわじ民夫

河治 たみお
日本共産党横浜市会議員
議会

これでいいのか横浜スタジアム:DeNAに管理運営権を丸投げ!?

2017年6月7日

170519

 横浜市議会第2回定例会は6月6日閉幕しました。5月19日、私は党市議団を代表し議案関連の質問をしました。取り上げた議案は横浜スタジアムに関して条例改正についてです。

 横浜スタジアムは横浜市の施設です。このスタジアムを横浜DeNAが約85億円かけて増築し、収容観客席を6000席多い36000席にし、バリアフリー対応のためのエレベーター設置し、公園内の回遊性向上のための回遊デッキなどを設置し、増築分は横浜市に寄付する。その代わりに改修後40年間の管理運営は、(株)「横浜スタジアム」が行う改正案です。

 これまで、公園条例で横浜スタジアムは年間計画について毎年、規則に従って、野球場の使用計画を市長に提出することになっていました。また、場内放送設備や浴室やシャワー室、ロッカールームやスコアボードなどの有料施設の使用料も公園条例の項目に明記されていました。しかし議案ではこうした条例項目が削除されました。その代わりに、今後40年間、(株)「横浜スタジアム」は横浜市の関与なく自由に管理運営することができるようになる恐れがありますが、はたしてそれでいいのでしょうか。横浜スタジアムはかつて、中区の横浜公園内にあった横浜公園平和球場です。平和球場は1929年に、関東大震災復興事業として建設されました。1934年にはベーブ・ルースやゲーリック率いる米大リーグチームと親善試合をしています。戦後、駐留軍に接収され、その後接収解除を機に市民が資金を出し合って球場を作り、施設を市に寄付し、市民の参加した(株)横浜スタジアムが管理運営していました。2016年、横浜DeNAが横浜スタジアムの株を公開買い付けし、約77%を取得し買収しました。

 横浜市は、東京五輪で横浜スタジアムは野球・ソフト会場に指定され、古くなった施設の改修が求められており、また市庁舎の移転に伴う関内駅周辺の賑わい創出のために、集客施設としてのスタジアムの活性化が必要という思惑があり、横浜DeNAの興業力を利用しようというものです。

本議案は日本共産党と無所属会派の一部の反対だけで可決されました。

 本当にこれでいいのでしょうか。

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