かわじ民夫

河治 たみお
日本共産党横浜市会議員
未分類

二俣川駅に「ホームドア」設置の展望が

2017年3月30日

ドア

 横浜市の第1回定例会・予算議会が2月1日~3月24日まで行われました。鉄道駅可動式ホーム柵整備事業(ホームドア)が拡充されました。鉄道駅における市民の安全性や列車運行の安定性、利便性のさらなる向上を図るためとするものです。ホームドアは鉄道事業者が主体で整備するものですが、費用の一部を国や県と一緒に、横浜市も助成金を交付します。

 現在市内には、157の鉄道駅があり、その内61の駅にホームドアが設置されています。今回、横浜市が補助対象駅とするのは、市内にある視覚障害者利用施設の最寄り7駅と、1日当たりの乗降客数が10万人以上の21駅です。横浜市では対象駅の整備完了を、原則32年度までを目標に促進するとしています。相鉄線では28年度中に横浜駅の1・2番線が整備され、二俣川駅では29年度以降とされています。

相鉄に、早期の設置を求めましょう
 二俣川駅の近くには神奈川県のライトセンターがあります。ライトセンターは視覚障害者を支援するための施設で、利用者は年間約2万人。近隣より遠方からの利用者が圧倒的多数で、そのほとんどが二俣川駅で乗降されます。
20年ほど前になりますが、二俣川駅で、県ライトセンター利用者の視覚障害者がホームからの転落死亡事故がありました。こうした悲劇が二度と起きないようにするためにも、ホームドアの早期の設置が求められます。相鉄にも早期の設置を求めていきたいと思います。

※タウンニュース(2017-3-30号に掲載)PDF版

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