長かった予算議会が終わりました。議会最終日、採決前に党市議団を代表し、反対討論を行いました。
予算案の最大の問題は大型開発が最優先で、それも2020年東京オリンピック・パラリンピックに照準をあわせています。
高速道路や国際コンテナ戦略港湾、山下ふ頭整備、みなとみらい21地区MICE施設、新市庁舎整備はその典型です。こうした大型開発の優先によって、市民の暮らしに関わるインフラ整備や保全、子育て施策に大きな遅れを生じさせています。
今、国民はアベノミクスの恩恵はなく、生活も厳しく、子育てや高齢者支援が強く求められています。こうした時だからこそ、地方自治としての住民の福祉や暮らしへの責任が問われています。不要不急の大型開発を改め、市民生活関連事業を最優先に進めるべきです。
詳しくは、議事録(http://www.jcp-yokohama.com/archives/13604)をご覧ください。
今定例会では、予算議議案など全部で41議案でした。採決結果は以下の通りです。
自民党 ・・・賛成41 反対 0
公明党 ・・・賛成41 反対 0
民主党 ・・・賛成41 反対 0
維新の党 ・・・賛成41 反対 0
日本共産党・・・賛成24 反対17
日本共産党は、大型開発優先の予算案に対し、暮らし優先に組み替えるべきだと「組み替え動議」を提案しましたが、残念ながら他会派の賛同をうることができませんでした。