横浜市教育委員会は2015年8月5日、2016年度から使用する中学校社会科「歴史」と「公民」教科書として、前回2011年に引き続き、育鵬社版を採択しました。「内容が偏っていない教科書」の採択を求める23万人の署名、横浜市在住・在勤の多岐多様にわたる有識者や、市民から寄せられた要望書・請願等を無視したものであり、許されません。
集会では石山久雄氏(子ども教科書全国ネット21・元歴史教育者協議会事務局長)の講演「今年の育鵬社・自由社版採択結果の特徴と今後の課題」、横浜教科書連絡会より「採択経過と提起」がありました。
戦争法に反対する「神奈川ママの会」の人が特別発言され、「『誰の子どもも殺させない』との呼びかけに共感し行動に参加する中で、教科書ネットの人と繋がった。ママの会の人たちは教科書問題の認知度は少ないが、大切なことなので、より多くのママに知ってもらいたい。ママの会も勉強会を計画している。」「ママの会では政治的な発言はまだまだ弱い、SNSも活用し、多くの人に知らせたい」とのことです。感動しました。
戦争法廃止の闘いが、様々な分野へ大きく広がっているように感じました。